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5眼カメラ Xiaomi Mi Note 10 Pro 実機 レビュー

レビュー
この記事は約11分で読めます。

購入してからなんと9ヶ月くらい経ってしまいましたがレビューしていこうと思います。

  • カメラの画質
  • 5つものカメラの搭載
  • 豊富にカスタマイズ可能なソフトウェア
  • 十分快適な動作
  • ミスが少ない指紋認証
  • 電池持ちの良さ
  • カメラの色味があんまり映えない感じ
  • AOSPと乖離したUI
  • 削除可能ですが色々な部分にデフォルトで広告が入っている
  • 指紋認証の位置が高い
  • 208gと重く重量感がある
  • SoCがミドルハイレンジ
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Mi Note 10/Mi Note 10 Pro

スペック

モデル Mi Note 10 Mi Note 10 Pro
OS Android 9
カラー オーロラグリーン、グレイシヤーホワイト、ミッドナイトブラック
SoC Qualcomm Snapdragon 730G オクタコア
ディスプレイ 約6.47インチ(2340×1080)FHD+ 有機EL
メモリー 6GB 8GB
ストレージ 128GB 256GB
バッテリー 5260mAh
カメラ リアカメラ 1億800万画素※
リアカメラ 2,000万画素 超広角
リアカメラ 500万画素 望遠(5倍相当)
リアカメラ 1,200万画素 望遠(2倍相当)
リアカメラ 200万画素 マクロ
フロントカメラ 3,200万画素
※Mi Note 10はレンズが7枚の構成、Mi Note 10 Proはレンズが8枚の構成
サイズ 157.8 x 74.2 x 9.7mm
重さ 208g
ワイヤレス充電 非対応
ネットワーク FDD-LTE Band 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28
TDD-LTE Band 38/40
WCDMA Band 1/2/4/5/6/8/19
GSM Band 2/3/5/8
SIMスロット nano SIM×2
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 5.0

パッケージ

パッケージは黒で機種名がシンプルに入っています。

側面には各種スペックや内容物が書いてあります。

配送のダンボールは破損がなく中だけ凹んでいたので出荷時点でこうなっていたっぽいです。

箱を開けるとXiaomi Mi Note 10 Proが見えて来ます。

全体的には割と高級感がある感じで良いのではないでしょうか。

付属品

付属品はTPUケース、USBケーブル、ACアダプター、SIMピン、説明書、保証書です。最初からケースが付属しているのは中国のメーカーですとよくありますがいいですね。

付属するACアダプターは27Wまでの急速充電に対応した物です。

外見

Xiaomi Mi Note 10 Proは最近のスマートフォンらしくノッチがあります。

私が購入したカラーはオーロラグリーンで光の屈折が美しいです。

側面も光沢仕上げになっています。ちゃんとアルミフレームなので質感はよく感じます。カーブの切り落とした様な独特の形状をしています。

左側には何もなく、右側に音量ボタン、電源ボタン、SIMスロットがあります。SIMスロットの位置は変わった位置に感じます。よくあるのが上下のどちらかで次に左上が多いかなと思います。

カメラは3つのカメラがまとまっていて残りの2つのカメラは別々にある変わった配置です。

カメラの出っ張りはこれくらいでまあケースをつければ飛び出さない程度です。

比較

Xiaiomi Mi Note 10 ProはHuawei P30 Proを意識しているのは間違いないでしょう。あまりに見た目が似ています。

カメラ周りは5眼と4眼なので違うと言えば違いますがそっくりなデザインです。

側面のカーブを切り落とした様な形状も似ています。

ソフトウェア

流石に製品より先にカスタムROMを出したメーカーなのでソフトウェアの機能性はなかなか高いと思います。

AOSPと比べるとかなり違ったUIでデフォルト設定ではホームアプリにドロワーがないくらいなので今までAndroidを使っていた方は戸惑うと思います。

アップデート後のMIUI 12の時点での機能をざっと紹介します。

設定の部分はこんな感じです。

特別な機能

特別な機能ではゲームターボ、ビデオツールボックス、フローティングウィンドウ、セカンド・スペース、ライトモードの設定があります。

ゲームターボでは動作の最適化やボタンとジェスチャーの制限などでよりゲームを楽しみ易い様に設定できます。

ビデオツールボックスでは動画再生時の特殊効果のON/OFFとショートカットの位置を設定できます。

フローティングウィンドウではそのままフローティングウィンドウの機能についての説明です。

画面分割だけではなく窓の様な形でアプリを起動できます。

セカンド・スペースではロック方法を分ける事で普段の環境以外にもう一つの環境が持てます。

ライトモードは大きなアイコン、大きなテキストなどでより初心者に使い易いようなモードです。

追加設定

追加設定では独自の機能が色々あります。

全画面表示ではシステムナビゲーションの設定をボタン、フルスクリーンジェスチャーから選べます。

また、標準ですとミラーボタンが有効でAndroid標準のナビゲーションバーの並びと逆になっていますがここで変更できます。

エッジでの偶発的なタッチを無視ではエッジ部分の感度を調整できます。

ボタンのショートカットではボタンやジャスチャーに機能を割り当て出来ます。

クイックボールはいわゆるランチャーです。

片手操作モードのON/OFFや片手操作モード時の画面サイズを設定できます。

ユーザー補助

独自機能ではないですが表示サイズの設定の場所はこちらのユーザー補助の項目です。

アプリ

アプリではデュアルアプリ、アプリロックなどの各種設定が行なえます。

デュアルアプリではその名のとおり同じアプリを2つに入れるように出来ます。アカウントの使い分けなんかに便利かと思います。

アプリごとに個別にロックが掛けられます。

ホーム画面

ホーム画面の色々な設定が出来ます。また、MIUI 12からドロワーが標準のホームアプリで利用できるようになりました。

常時オンディスプレイとロック画面

常時オンディスプレイの設定やスリープまでの時間、持ち上げてスリープ解除などが設定できます。

セキュリティ

 

セキュリティではクリーナーやセキュリティスキャンなどの設定があります。

自動起動ではスマートフォンを立ち上げる時に自動的に起動するアプリを選べます。

 

セキュリティスキャン設定ではアンチウイルスエンジンを選んだり出来ます。

バッテリーの最適化設定ではバッテリーをセーブする機能を有効にする事が出来ます。

クリーナー設定は無駄なデータを削除する設定の項目です。

サウンドとバイブレーション

サウンドとバイブレーションではバイブレーションを鳴らす設定やタップ時にサウンド再生する設定などなどが行えます。

サウンドエフェクトではイヤホンのボタン設定やイコライザー、Hi-Fiサウンドなどの設定出来ます。

ディスプレイ

ディスプレイの各種設定が行なえます。

配色では彩度調整、標準から選べます。また色温度を暖色、寒色、カスタムから選べます。

 

タスク画面

タスク画面はかなりカスタマイズされています。クリーナー、セキュリティスキャンなどへのショートカットもあります。アプリをすべて終了するボタンも使いやすい位置にあります。

アプリを長押し出るメニューはロック、画面分割、フローティングウィンドウ、アプリ情報(アプリ設定)の4つです。

クイック設定パネルはこんな感じです。4列なのでAndroid標準の3列より細かく使いやすいと思います。

また、明るさの調整がパネルを展開しなくても行えるのは使うことが多いので地味に利便性が高いと思います。

紹介するのが大変なぐらい独自の機能が色々ありUIのデザインもキレイで分かり易くいいと思います。

おすすめを受け取るを無効にすればいいですが色々なところにデフォルトで広告が入る設定なのはあんまり良くないなと思います。

ベンチマーク

Antutu Benchmark

総合スコア 264584
CPUスコア 96900
GPUスコア 71624
UXスコア 51760
MEMスコア 44300

Geek Benchmark

シングルコアスコア 548
マルチコアスコア 1766

動作

メーカーのチューニングがいいのかスクロールの動作でそこまで性能が変わらないOPPO Reno Aより滑らかな気がします。

当然Snapdragon 855を搭載したハイエンドモデルの方がより滑らかで更に言うならフレームレートが60Hzより高いスマートフォンの方が滑らかではあります。

電池持ち

5260mAhもバッテリー容量があるだけあって電池持ちはすこぶる良く普通に使っても2日は持ちそうな感じです。

カメラ

アプリ

カメラアプリのUIはこんな感じになります。

カメラアプリのモードはプロ、ビデオ、写真、ポートレート、夜景、108MP、パノラマなど色々です。

カメラの設定では透かし、画質、撮影場所の保存などの設定が出来ます。

作例

クアッドベイヤー構造なので108MPモードではなくデフォルトの写真モードの2,700万画素設定で撮影しています。撮影の設定はオートです。夜景モードにして変わらなかったので暗い場面でも写真モードと夜景モードが混じっています。

写真をクリックすると原寸大のリサイズなしで見れます。どのカメラ使っているかは表示されている焦点距離で判断してください。

梅①

Xiaomi Mi Note 10 Pro (2.35mm, f/2.2, 1/699 sec, ISO100)

梅②

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/2429 sec, ISO102)

梅③

Xiaomi Mi Note 10 Pro (8.16mm, f/2, 1/1855 sec, ISO101)

梅④

Xiaomi Mi Note 10 Pro (8.74mm, f/2, 1/1992 sec, ISO100)

バラ

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/4793 sec, ISO101)

シャガ

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/100 sec, ISO240)

ハルジオン

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/100 sec, ISO143)

つつじ

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/1755 sec, ISO100)

花①

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/100 sec, ISO254)

花②(夕方)

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/6 sec, ISO5454)

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/50 sec, ISO274)

町並み

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/2900 sec, ISO102)

ビル①

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/3169 sec, ISO100)

ビル②

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/2774 sec, ISO100)

ビル③

Xiaomi Mi Note 10 Pro (2.35mm, f/2.2, 1/126 sec, ISO100)

ビル④

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/361 sec, ISO100)

池(逆光)

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/3169 sec, ISO100)

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/33 sec, ISO538)

池(夕方)

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/5 sec, ISO12768)

鉄塔

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/100 sec, ISO517)

町並み(夜)

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/5 sec, ISO151)

夜景①

Xiaomi Mi Note 10 Pro (2.35mm, f/2.2, 1/25 sec, ISO561)

夜景②

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/50 sec, ISO391)

夜景③

Xiaomi Mi Note 10 Pro (8.16mm, f/2, 1/33 sec, ISO532)

夜景④

Xiaomi Mi Note 10 Pro (8.74mm, f/2, 1/33 sec, ISO618)

夜景⑤

Xiaomi Mi Note 10 Pro (2.35mm, f/2.2, 1/25 sec, ISO1123)

夜景⑥

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/33 sec, ISO562)

夜景⑦

Xiaomi Mi Note 10 Pro (8.16mm, f/2, 1/33 sec, ISO1097)

夜景⑧

Xiaomi Mi Note 10 Pro (8.74mm, f/2, 1/33 sec, ISO675)

ラーメン①

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/33 sec, ISO614)

ラーメン②

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/100 sec, ISO229)

ちゃんぽん

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/100 sec, ISO295)

つけ麺

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/50 sec, ISO415)

定食

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/100 sec, ISO313)

ハンバーグセット

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/120 sec, ISO741)

ステーキ

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/50 sec, ISO447)

花かご膳

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/100 sec, ISO241)

パフェとコーヒー

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/50 sec, ISO247)

そば

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/50 sec, ISO488)

そばとカツ丼

Xiaomi Mi Note 10 Pro (6.74mm, f/1.69, 1/100 sec, ISO374)

センサーサイズが大きく、明るいレンズなのでかなりボケます。パンフォーカスで撮りたい場面でもピントが浅く全体にピントを合わせられない場合が有ります。少しボケているみたいな場面だといまいちボケ味がきれいでは有りません。

肉眼だとかなり真っ暗な場面でも明るく写っていますが色味がちょっとおかしい感じがします。明暗差が激しいと白飛びが酷い印象です。

食べ物は色温度が高く青い為あんまり美味しそうに見えない気がします。全体的にあっさり目の色合いなので目を引きづらい気がします。

木の写真ではパープルフリンジが出ています。

写真をかなり拡大して見てもシャープでキレイに写っています。総合的にはスマートフォンのカメラとしては大変優れていると思います。

アクセサリー

ケース

日本のAmazonに私の気に入るケースがなかったのでMOFiのケースをAliexpressで購入しました。

布と合皮のケースで全体はTPU製です。安いのにおしゃれな見た目です。また布なのでサラッとした手触りで使い心地も良好です。

※Mi CC9 Pro表記ですが中国での名前が違うだけなのでMi Note 10 Pro用で間違い有りません。

フィルム

フィルムはPDA工房 Xiaomi Mi Note 10 / Mi Note 10 Pro Flexible Shieldを貼っています。

貼り付けは難しいですが曲面までしっかり貼れてオススメです。TPU製のフィルムなので表面が若干ぼこぼこするのと滑りがPET製フィルム比べると劣りますが端まで覆えるメリットは大きいのこちらを勧めます。

まとめ

売りのカメラが得手不手が結構ある印象ですが概ねスマートフォンとしてはトップクラスに解像している様に見えるのでカメラ重視でスマートフォンを選ぶのならオススメです。

重くはなってしまっていますがバッテリー容量が多く積んで電池持ちが抜群なのは使っていて便利です。

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