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Xperia 5(SO-01M) 実機レビュー

レビュー
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Xperia 5はXperia 1のコンパクト版にあたるモデルです。画面解像度やカメラのスローモーション撮影が960fpsから120fpsになった部分が主な違いでしょうか。

Xperia 5ではFeliCa(おサイフケータイ)対応のモデルが欲しかったので国内版の販売が始まったタイミングで購入しました。

  • 横幅68mmの持ち易さ
  • Xperiaとしては狭いベゼル
  • TWS+対応
  • LEDランプの採用
  • ハイエンドモデルとしては少ない64GBのストレージ(国内版)
  • スピーカーの音質
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Xperia 5(SO-01M)

スペック

OS Android 9 Pie
カラー Blue、Grey、Black、Red
SoC Qualcomm Snapdragon 855 オクタコア
ディスプレイ 6.1インチ 2,560×1,080 FHD+ 21:9
メモリー 6GB
ストレージ 64GB
バッテリー 3,000mAh
カメラ リアカメラ 1220万画素 広角 f/1.6
リアカメラ 1220万画素 望遠 f/2.4
リアカメラ 1220万画素 超広角 f/2.4
フロントカメラ 800万画素 f/2.0
サイズ 高さ約158mm×幅約68mm×厚さ約8.2mm
重さ 約164g
対応周波数 FDD-LTE Band 1/3/4/5/7/12/13/17/19/21/28
TD-LTE Band 38/39/40/41/42
W-CDMA Band 1/5/6/19
GSM/EDGE 850/900/1,800/1,900MHz
下り最大644Mbps 上り最大75Mbps
バンド19、21は日本国外では非対応
バンド38、40、42はUS圏では非対応
VoLTE docomo VoLTE
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac(2×2MIMO)
Bluetooth Bluetooth 5.0
USBポート USB Type-C USB3.1 SuperSpeed Gen1(USB 3.0相当)
急速充電 USB PD
SIMスロット NanoSIMスロット
microSDスロット microSDXCまでの対応
テレビ フルセグ対応
おサイフケータイ 対応
防水防塵 IP68

パッケージ

質素なパッケージです。

付属品

付属品は説明書等、アンテナケーブル(USB Type c to イヤホンジャック変換アダプター)のみとなっています。

外見

如何にも直方体といった感じです。最近のスマートフォンですと角を大きく落としていたり、画面の端が大きく湾曲してたりするので平たい板みたいなスマートフォンは案外無い気がします。

今回私が購入したXperia 5のレッドはワインレッドや小豆色みたいな黒みがかった赤色です。

背面は光沢があるガラスになっていますが、べたっとした色合いなのでギラツキ感は有りません。

カメラ周りはオーソドックなレンズが縦に一列に並んだデザインになっています。Xperia 1のセンターに配置されているのと違い右側によった配置です。

側面下部にはスピーカーとUSBポートがあります。スピーカー穴は内側に金網が有るような形になっていて結構目立ちます。デザイン的にはあんまりカッコ良くないです。

右側面ボタンや指紋センサーが集中しています。音量ボタン、指紋センサー、電源ボタン、シャッターボタンと並んでいます。

左側面にはSIMスロット兼microSDスロットがあります。SIMスロット直ぐ側にアンテナラインが有るので左右対称にはなっていません。

側面も背面と同じくレッドですが側面は金属光沢がある感じで色合いも明るい感じです。

背面のカメラの出っ張り具合は結構飛び出しているので厚いケースやカメラ周りが盛り上がっているケースでないとケースと高さの差があまり有りません。

ソフトウェア

Xperiaと言うとAndroid 4.4 KitKatくらいまでは結構AOSPからカスタマイズされている印象でしたが、Android 5.0 Lollipopからはさほどカスタマイズされていない印象です。

コレはXperia 5の独自機能という訳では無いですが2ボタンナビゲーションと3ボタンナビゲーションが切り替えられます。

今までと同じ操作方法が良い方は設定をoffにして3ボタンナビゲーションにするといいでしょう。

今だとGoogle Pixel 4でもフォントを変更できるのでメジャーな機能な気がしますがフォントが選べます。

画質設定ではより鮮やかな「記憶色」のスタンダードモード、実物や作成者の意図に近い「記録色」のクリエイターモードの2つの設定が選べます。

画面の色合いを細かく調整できます。寒色系か暖色系にするかは選べるスマートフォンも多いですが細かく設定できるのはXperia 5のいいところだと思います。

サイドセンスという画面の縁をなぞったり、ダブルタップする事でサイドセンスメニュー、マルチウィンドウメニューを開いたり、戻る事が出来ます。

初期設定では上記の通りですがホームに移動、通知パネルを開く、片手モードを起動する、直前に起動したアプリを開く、直前に使用したアプリのリストを開く、何もしないが割り当て可能です。

初期状態では操作位置は自動検出ですが、操作位置の手動設定を可能です。

21:9のディスプレイでマルチウィンドウを売りにしている為か2つのアプリをペアで起動できる機能やマルチウィンドウの上下を入れ替える機能なんかも有ったりします。

ペアで起動するアプリは使用状況で自動設定される他自分で設定出来ます。設定できるペアは3組までで3つ未満の場合は空きの分が自動設定されます。

2つのアプリをペアで起動出来る機能というとGalaxy Note 10+が有りますがこの機能は結構便利だと思っていたのでXperia 5でも搭載されているのは喜ばしい事です。

ゲームエンハンサー(Gameenhancer)ではゲームを遊ぶ時にメモリー開放やナビゲーションバーをロックし、ゲームを快適に遊ぶための機能です。

ソフトウェアとは違う気もしますがTrueWireless Stereo Plus(TWS Plus)に対応しています。

対応しているスマートフォンはあまり多くはないので対応のイヤホンを持っている方は嬉しいのではないでしょうか。

ベンチマーク

Antutu Benchmark

総合スコア 419465
CPUスコア 14007
GPUスコア 170826
UXスコア 55935
MEMスコア 52697

Geek Benchmark

シングルコアスコア 731
マルチコアスコア 2716

参考Xperia XZ2 Compact(Snapdragon 845)

Antutu Benchmark

総合スコア 3000505
CPUスコア 107990
GPUスコア 98817
UXスコア 50456
MEMスコア 43242

Geek Benchmark

シングルコアスコア 1814
マルチコアスコア 6466

指紋認証

Xperia 5の指紋認証は側面になっています。側面の指紋認証と言うとXperia XZ Premiumなどの指紋センサーと電源ボタンが一体の物が思い浮かびます。

Xperia 5では電源ボタンと指紋センサーが別になっています。

恐らくアメリカではAppleが指紋センサーと電源ボタンを一体にする機能の特許を持っているのでその対策ではないかと思います。実際以前のXperia XZ Premiumではアメリカ向けのみ指紋センサーの機能がソフトウェアで無効化されていました。

そう言った事情があるので指紋センサーと電源ボタンが一体になっていないのは致し方ない事では有りますがやはり、利便性が損なわれると感じます。

Xperia XZ2 Compactで出来たので当たり前な気もしますが指紋センサーで認証する事でロック解除と画面点灯が同時に行えます。

Xperia XZ Premiumまでは指紋センサーと電源ボタンが統合されていた為だと思いますが、画面を点けてからでないと指紋認証が出来ませんでした。

指紋センサーの認証精度は十分よくXperia XZ2 Compactより認証出来ない事が少なくなりました。

比較

比較的似たサイズのスマートフォンと並べてみました。

左からGalaxy S10、Xperia 5、Google Pixel 4、iPhone 11 Proとなっています。

こうして並べてみるとXperia 5は縦に長いのがよく分かります。横幅は写真でも分かる程度に顕著に狭いです。

ケースやフィルムを着けてしまっているのでアレですがベゼルはやはりGalaxy S10が狭いです。Xperia 5はベゼルが大きいとまでは言いませんが特に上のベゼルが広めです。

後継機種かと言われると疑問が残りますが、似た立ち位置のXperia XZ2 Compactと比べると大きく縦に長くベゼルが減り、横は3mm広くなっています。

参考 国内docomo専売 Xperia XZ2 Compact(SO-05K)レビュー スペック・Antutuベンチマーク・評価

ディスプレイ

Xperia 5の特徴の超縦長のディスプレイはwebページなどの縦長なコンテンツを見る時はスクロールする回数が減ってなかなか便利かと思います。

反面21:9と縦長な為視線の移動量が増えるので目には優しくなそうです。

動画や写真などのコンテンツについては16:9や4:3の物がほとんどなので黒縁が大きくなるのが気になります。かと言って動画でピンチズームすると1/4程度映らない部分が出来るので支障が生じる事も多いです。

殆どのアプリは大丈夫ですが一部のアプリは18:9の部分しか表示されなかったり16:9の部分のみで黒帯が表示されたり透過してたりします。自分が使っている中でメジャーなアプリで言うとSpeedtest.netのアプリぐらいでしょうか。

他のアプリはアップデートが止まっているアプリなので仕方ないと思います。

マルチウィンドウ機能で2画面開く時は21:9のディスプレイの面目躍如と言う感じで、18:9のディスプレイより更に縦長なので2画面開いていても縦の長さに余裕が有って使いやすく感じます。

Xperia 5は有機ELなので発色は良いと感じます。また、ソフトウェアの部分で紹介した様に色温度が変えられるので好みの色合いに変更できます。

持ちやすさ

Xperia XZ2 Compactに比べて3m大きくなっている筈ですが、十分握り易い横幅と感じます。

重さがXperia XZ2 Compactと比べて4g軽くなっていてそれでいて大きくなっているので体感ではかなり軽く感じます。

比べるとXperia XZ2 Compactの方が少し幅も狭く、更に背面が大きくカーブしていたので更に持ち易かったですが、最近の更に大型化してきたスマートフォンと比べるとホールドのし易さが光ります。

バッテリー

電池持ちは普通か若干悪いと言う感じです。

スピーカー

スピーカーの音質はあまりいいとは言えません。具体的には篭もっている感じで若干音割れしている感じもあります。

最近のハイエンドスマートフォンはスピーカーの音質がかなり良いものが増えているので比べるとイマイチに感じます。

アクセサリー

ケース

ホントはラスタバナナのトラインタンのハードケースを買おかと思いましたが売っていなかったのでレイアウトのハイブリットケースを購入しました。

全体像は正直商品画像を見れば分かると思いますので細かい部分を見ていきます。

カメラレンズの部分はこんな感じになっています。レンズの方が一応ケースより低くなっていますがレンズの出っ張りが高いのであまり差がない感じです。

USBポート周りはこんな感じで割と大きく空いています。

指紋センサー周りは少し指紋センサーより大きめな穴になっています。ボタンは覆われていてボタンの下側はくり抜かれて押し易く加工されています。

また、写真を見れば分かると思いますが張り付き防止の為側面に細かいブツブツが有るのが分かると思います。

裏側にもブツブツがあり張り付き防止がされていますが実際は張り付いてしまい虹色が出てしまいます。

ストラップホールが有るのでストラップを着けたい人は着けられます。

ガラスフィルムを着けた状態でケースを嵌めると少しケースの方が高い程度の縁の高さです。

フィルム

別途レビューしているので下記の記事を読んで下さい。

参考 Xperia 5用 ルプラス 全面吸着 ガラスフィルム レビュー

まとめ

21:9のディスプレイやサイドセンスなどXperia 5の特色が感じられてなかなか良いです。

コンパクトサイズかと言われると疑問符がつきますが、最近のスマートフォンとしては狭い幅68mmで持ちやすい事は間違いないので片手でしっかりホールドしたい人にオススメです。

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