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DSDV 三社VoLTE対応 ZenFone 5Z (ZS620KL) レビュー Antutuベンチマーク・カメラ・評価・サイズ

ZenFone 5Z (ZS620KL) レビュー
この記事は約13分で読めます。

ZenFone 5Z (ZS620KL)を購入したのでレビューします。購入した主な理由はDSDVへの対応、国内キャリア全てでVoLTEが利用できる部分、Snapdragon 845搭載機種にしては安めなどの部分です。

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ZenFone 5Z (ZS620KL)

スペック

OS Android 8.0 Oreo
カラー シャイニーブラック、スペースシルバー
SoC Qualcomm Snapdragon 845 オクタコア
ディスプレイ 6.2インチ IPS 2,246×1,080 FHD+ 19:9
メモリー 6GB
ストレージ 128GB
バッテリー 3,300mAh
カメラ リアカメラ 1200万画素
リアカメラ 800万画素 広角
フロントカメラ 800万画素
サイズ 高さ約153mm×幅約75.6mm×奥行き約7.7mm
重さ 約165g
対応周波数 FDD-LTE Band 1/2/3/5/7/8/18/19/28
TD-LTE Band 38/39/41
W-CDMA Band 1/2/3/5/6/8/19
GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHz
2CA/3CA対応
VoLTE au VoLTE、docomo VoLTE、Y!Mobile VoLTE対応
同時待受 LTEとLTEの同時待受に対応
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 5.0
USBポート USB Type-C(USB 2.0)
SIMスロット NanoSIMスロット×2
microSDスロット microSDXCまでの対応
センサー GPS、加速度センサー、電子コンパス、光センサー、
近接センサー、ジャイロスコープ、指紋センサー、RGBセンサー、NFC
付属品 USB ACアダプターセット、SIMイジェクトピン、クリアケース、ZenEar Pro、
ZenEar Pro交換用イヤーピース、ユーザーマニュアル、製品保証書

イマイチな点

  • 輝度の設定をオートにしていると自分で調整できる幅が小さい
  • ノッチの部分のせいでアイコンを表示できる部分が少なくかなり不便
  • UIのデザインが私としてはダサく感じる
  • Galaxyも同じ仕様なので責めるほどではないがSIM1とSIM2で電話画面で表示されるのでどちらのSIMなのか分かりづらいHuaweiの携帯会社が表示される方式の方が便利
  • 写真の写りは悪くはないがハイエンドモデルとしては1、2歩落ちる印象
  • USB 2.0な部分はスゴイ困る訳ではないが少し残念
  • 電源ボタンの位置が下すぎる為音量ボタンを誤って押すことがある
  • HuaweiやGalaxy、iPhoneなどに比べると躯体の造りがあまい感じ
  • ZenFone 3だとアルミ部分とアンテナラインで隙間が空いていたがそれに比べるとアンテナラインもつらつらになっていて精度が上がっている
  • 気になるのは届いていた時点で傷が入っていた点、ディスプレイの下部のカーブの箇所が本来は真っ直ぐになっていないとおかしい筈がカーブ部分で少しはみ出している点

良い点

  • 顔認証の速度自体は速い
  • 指紋認証の速度は速く、認証エラーも少ない
  • ソフトウェアの機能は豊富
  • スピーカーの音質はなかなか良いiPhone XやGalaxy S9+よりは劣りますがスマートフォンの中では良い方
  • DSDV対応
  • au VoLTE、SoftBank VoLTE、docomo VoLTEが使用可能
  • イヤホンジャックはある点

パッケージ

ZenFone 5Z パッケージ

ZenFone 5Zのパッケージはスリーブに入っています。

ZenFone 5Z パッケージ

ありがちと言えばありがちな黒い高級感を出しているパッケージです。

ZenFone 5Z パッケージ

背面は対応規格などの諸々が書いてあります。

ZenFone 5Z パッケージ

シールが貼ってあります。私の開け方が悪かったのか剥がす時にパッケージの紙まで剥がれて汚い感じになってしまいました。

ZenFone 5Z パッケージ

箱を開けて見える箱には説明書などが入っています。

ZenFone 5Z パッケージ

その箱を退かして見えてくるのがスマートフォン本体です。

ZenFone 5Z パッケージ

次に入っているのはイヤホンやACアダプターなどの付属品です。一応仕切られてはいますが固定されおらずちょっとなあと思います。

付属品

ZenFone 5Z 付属品

付属品は説明書、ソフトケース、イヤピース、イヤホン、SIMピン、USBケーブル、ACアダプターです。

ZenFone 5Z ケース

ZenFone 5Z ケース

ASUSのロゴが入っています。音量ボタンや電源ボタンは開口しています。大部分のケースでそうですがSIMトレーの部分は塞がっています。

ZenFone 5Z ケース

ZenFone 5Z ケース

USBコネクターやイヤホンジャックなどは当然開口しています。

ZenFone 5Z ケース

内側の部分が微細なドットがあり、干渉縞が出ない様になっています。

ZenFone 5Z ケース

指紋センサーとカメラの部分はこういった感じで開口しています。カメラ部分はLEDフラッシュがある部分も空いているので若干防御力が低そうです。

外見

それではZenFone 5Zの外見をチェックして行きます。

ZenFone 5Z 外見

メーカーが「オールスクリーンディスプレイ」と呼ぶだけの事はあり、ディスプレイの画面占有率は90%と高いです。結局下部にスペースがないと操作しづらいですがデザイン的にはあまりイケてないと感じます。ノッチもiPhone Xよりは小さいいと謳っていますがそれでもそれなりの幅があります。

ZenFone 5Z 外見

 

指紋センサーを中心にスピン加工が施されているのが特徴的です。この加工はZenBookでも行われているそうでメーカーとしての統一感が感じられます。

ZenFone 5Z 外見

ZenFone 5Z 外見

側面はつや消しの仕上げで角の部分は背面、ディスプレイ側ともにダイヤモンドカットがされています。

側面のアンテナラインは下側に左右一つずつに抑えられています。

ZenFone 5Z 外見

ZenFone 5Z 外見

アンテナラインは上部が2箇所、下部が1箇所になっています。キレイにセンターに揃っているのはiPhoneぐらいですがイヤホンジャックとUSBコネクターはズレた位置になっています。

ZenFone 5Z 外見

カメラは他の写真でも分かる通り出っ張っています。ケースを着けないと傷がかなり心配です。

ZenFone 5Z 外見

SIMトレーはプラスチック製のものです。私はよくSIMを交換するのでここは金属製だと安心できるのでその方が良かったです。

SIMトレーの横の見える部分はボディ色とほぼ同じで違和感がすくなく良いと思います。

今回レビューしているカラーはスペースシルバーですがシャンパンゴールドと言うほど黄色みは強くは有りませんがシルバーと呼ぶには黄色みが強いです。

ZenFone 5Z 外見色味は上記の画像が実物に近い色合いかなと思います。

ソフトウェア

ZenFone 5Zのソフトウェアを全部は紹介しきれませんが紹介して行こうと思います。

ZenFone 5Z ソフトウェア

設定画面の一番上の階層はこんな感じです。今までに購入した機種ですとGalaxyのものにアイコンといい、似ています。

無線とネットワーク

ZenFone 5Z ネットワークZenFone 5Z ソフトウェア

 

デュアルSIMの設定がある以外はこの部分はあまりAOSPと機能に違いは有りません。

ディスプレイ

 

ZenFone 5Z ソフトウェア

スマートスクリーンやノッチを隠す(ステータスバーを黒くする)設定、ナビゲーションバー、画面カラーモードなど独自の機能が載っています。

ZenFone 5Z ソフトウェア

ナビゲーションバーの設定では戻る、ルチタスクのキーを左右入れ替えられたり、マルチタスクキーでスクリーンショットを撮る設定が出来たりします。

拡張機能

ZenFone 5Z ソフトウェア

この部分にZenFone 5Zの独自機能の大部分がまとまっています。

ZenFone 5Z ソフトウェア

ZenFone 5Z ソフトウェア

ZenFone 5Z ソフトウェア

ページマーカーはWEBページを保存してあとで読むことが出来る機能になります。

ZenFone 5Z ソフトウェア

ツインアプリではTwitter、Facebookなどのアプリが2つのアカウントで使用できるようになります。

ZenFone 5Z ソフトウェア

ZenFone 5Z ソフトウェア

ZenFone 5Z ソフトウェア

ZenFone 5Z ソフトウェア

録画設定では解像度やオーディオソースをゲームのサウンドを直接録音するか、マイクで録音するかなども設定出来ます。

ZenFone 5Z ソフトウェア

GAME GENIEを実際に使った画面です。録画機能やライブ機能、更にマクロ機能もあります。

ZenFone 5Z ソフトウェア

AI機能は画像通りの機能が使えます。

ZenFone 5Z ソフトウェア

スクリーンショットのフォーマットをJPEGとPNGから選択できます。

全部は紹介しきれていませんがこんなところで終わらせてもらいます。

プリインストールアプリ

ZenFone 5Z プリインストールアプリ

プリインストールのアプリは多い訳ではないですがアンインストールは不可で無効化しか出来ないアプリがほぼなのでその点がいまいちです。

充電

ZenFoneの他の機種ですとQuick Charge対応と書いて有っても他社のACアダプターですと急速充電出来ないことがあると聞いていたので不安でしたが他社のACアダプターでも急速充電が可能でした。

また、USB PDにも対応しており、Quick Charge 3.0と変わらない速度で充電が出来ています。

充電が確認できたACアダプターはこの2つです。

電池持ち

ZenFone 5Z 電池持ち

スリープ時の電池持ちがSIMを2枚挿している為かも知れませんが画像の通りあまり良くないです。ZenFone 5Z 電池持ち

使用時の電池持ちも画像様に急に減るので良くない感じです。

電池持ちは2日程度使った印象ではあまりよくはありません。人によってはもしかしたら1日持たないかも知れません。

持ちやすさ

ZenFone 5Zは画面が6.2インチと大きく更に背面がフラットなのであまり持ちやすくはないです。側面はカーブしているのでその点は少し持ちやすさに貢献しています。

ストレージ、メモリー

ZenFone 5Z メモリー

メモリーは6GBも積んでいるのでかなり余裕があります。また、初期状態では2.1GBしかメモリーを使っていません。

ZenFone 5Z ストレージ

スクリーンショットなどで少し減ってはいますが初期状態では114GB空いています。

SIMとmicroSDが排他使用なのでDSDV(LTEとLTEの同時待ち受け)を活用するとmicroSDカードが使えませんがこれだけ容量があれば困る人はさほどいないでしょう。

ネットワーク

au VoLTEの試験は通っているようですが他のdocomo、SoftBankは通っていないようなので一応試してみました。

ZenFone 5Z ネットワーク

ZenFone 5Z ネットワーク

画像の通りどちらでもVoLTEが使用できています。

ZenFone 5Z ネットワーク当然ですがauでもVoLTEが使用できます。

ZenFone 5Z ネットワーク

DSDVなのでVoLTEのアイコンが2つ出ています。

ZenFone 5Z ネットワーク

DSDVなので従来のDSDSとは違いau VoLTEのSIMを2枚挿して使うことが可能です。

カメラ

あんまり枚数は撮れていませんが紹介します。画像をクリックで元の画像が見れます。

Galaxy S9+は食事モードでも撮影しています。2番目の方がそうです。Mate 10 Proも2枚目がナイスフードモードです。

チキンステーキ

ZenFone 5Z カメラASUS ZenFone 5Z (3.94mm, f/1.8, 1/24 sec, ISO120)
Xperia XZ Premium カメラSony Xperia XZ Premium(SO-04J) (4.4mm, f/2, 1/50 sec, ISO500)
Galaxy s9+ カメラsamsung Galaxy S9+(SM-G965F) (4.3mm, f/1.5, 1/40 sec, ISO320)
Galaxy s9+ カメラsamsung Galaxy S9+(SM-G965F) (4.3mm, f/1.5, 1/40 sec, ISO320)
Huawei Mate 10 Pro カメラHUAWEI Mate 10 Pro(BLA-L29) (3.95mm, f/1.6, 1/33 sec, ISO400)
Huawei Mate 10 Pro カメラHUAWEI Mate 10 Pro(BLA-L29) (3.95mm, f/1.6, 1/33 sec, ISO250)

iPhone X カメラApple iPhone X (4mm, f/1.8, 1/15 sec, ISO100)

豆腐と野菜のトロトロ煮

ZenFone 5Z カメラASUS ZenFone 5Z (3.94mm, f/1.8, 1/40 sec, ISO40)
Xperia XZ Premium カメラSony Xperia XZ Premium(SO-04J) (4.4mm, f/2, 1/50 sec, ISO200)
Galaxy s9+ カメラsamsung Galaxy S9+(SM-G965F) (4.3mm, f/2.4, 1/60 sec, ISO160)
Galaxy s9+ カメラsamsung Galaxy S9+(SM-G965F) (4.3mm, f/1.5, 1/60 sec, ISO125)
Huawei Mate 10 Pro カメラHUAWEI Mate 10 Pro(BLA-L29) (3.95mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO80)
Huawei Mate 10 Pro カメラHUAWEI Mate 10 Pro(BLA-L29) (3.95mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO80)
iPhone X カメラApple iPhone X (4mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO32)

豚しゃぶサラダと具だくさん豚汁

ZenFone 5Z カメラASUS ZenFone 5Z (3.94mm, f/1.8, 1/40 sec, ISO51)
Xperia XZ Premium カメラSony Xperia XZ Premium(SO-04J) (4.4mm, f/2, 1/50 sec, ISO160)
Galaxy s9+ カメラsamsung Galaxy S9+(SM-G965F) (4.3mm, f/2.4, 1/60 sec, ISO250)
Galaxy s9+ カメラsamsung Galaxy S9+(SM-G965F) (4.3mm, f/1.5, 1/60 sec, ISO100)
Huawei Mate 10 Pro カメラHUAWEI Mate 10 Pro(BLA-L29) (3.95mm, f/1.6, 1/50 sec, ISO100)
iPhone X カメラApple iPhone X (4mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO40)

風景

ZenFone 5Z カメラASUS ZenFone 5Z (3.94mm, f/1.8, 1/4878 sec, ISO25)
ZenFone 5Z カメラASUS ZenFone 5Z (3.94mm, f/1.8, 1/4878 sec, ISO25)
ZenFone 5Z カメラASUS ZenFone 5Z (3.94mm, f/1.8, 1/3745 sec, ISO25)
ZenFone 5Z カメラASUS ZenFone 5Z (1.88mm, f/2.2, 1/1368 sec, ISO25)
Xperia XZ Premium カメラSony Xperia XZ Premium(SO-04J) (4.4mm, f/2, 1/2000 sec, ISO40)

Galaxy s9+ カメラsamsung Galaxy S9+(SM-G965F) (4.3mm, f/2.4, 1/1828 sec, ISO50)
Huawei Mate 10 Pro カメラHUAWEI Mate 10 Pro(BLA-L29) (3.95mm, f/1.6, 1/3802 sec, ISO50)
Huawei Mate 10 Pro カメラHUAWEI Mate 10 Pro(BLA-L29) (3.95mm, f/1.6, 1/3145 sec, ISO50)

HDR
iPhone X カメラApple iPhone X (4mm, f/1.8, 1/2857 sec, ISO20)
iPhone X カメラApple iPhone X (4mm, f/1.8, 1/3040 sec, ISO20)

ビル(夜景)

ZenFone 5Z カメラASUS ZenFone 5Z (3.94mm, f/1.8, 1/11 sec, ISO761)
Xperia XZ Premium カメラSony Xperia XZ Premium(SO-04J) (4.4mm, f/2, 1/16 sec, ISO3200)
Galaxy s9+ カメラsamsung Galaxy S9+(SM-G965F) (4.3mm, f/1.5, 1/10 sec, ISO800)
Huawei Mate 10 Pro カメラHUAWEI Mate 10 Pro(BLA-L29) (3.95mm, f/1.6, 1/7 sec, ISO800)
Huawei Mate 10 Pro カメラHUAWEI Mate 10 Pro(BLA-L29) (3.95mm, f/1.6, 12.4 sec, ISO100)

夜間撮影
iPhone X カメラApple iPhone X (4mm, f/1.8, 1/4 sec, ISO400)

食べ物の写真は色味が悪く、精細感は悪くないですがさほど美味しそうに見えません。

風景などでは鮮やかさが薄い気がします。

ディスプレイ

最高輝度は高くまあまあキレイなディスプレイだと思います。綺麗さではGalaxy S9+には当然負け、Mate 10 Proにも負けているかなと思います。

ベンチマーク

Antutu Benchmark

ZenFone 5Z ベンチマーク

総合スコア 265354
CPUスコア 91677
GPUスコア 106939
UXスコア 57266
MEMスコア 9472

Geek Benchmark

ZenFone 5Z ベンチマーク

シングルコアスコア 2447
マルチコアスコア 9018

参考Galaxy S9+(Exynos 9810)

Antutu Benchmark

総合スコア 255029
CPUスコア 94627
GPUスコア 94034
UXスコア 57553
MEMスコア 8815

Geek Benchmark

Galaxy S9+ ベンチマーク

シングルコアスコア 3767
マルチコアスコア 8975

動作

Snapdragon 845を搭載するだけあり動作はとてもなめらかです。Exynos 9810とはベンチマークの内訳が違いますが体感での差は感じないです。

Snapdragon 820の時点で動作十分すぎるほどスムーズなのでゲームなど出ないと差が出づらくなっています。

それでもSnapdragon 835よりは動作はより軽くなっていると思います。

まとめ

ZenFone 5のメモリー、ストレージとSoCを変更した感じなので他社のハイエンドモデルと比較すると見劣りする部分も有りますがSnapdragon 845を搭載するだけ有って動作の部分は快適です。

また、国内向けのスマートフォンとしては2機種目になる3キャリアのVoLTE対応とDSDVに対応する点も魅力です。

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